2014年卒『就職活動モニター調査』(2013年6月発行) 

2013年06月20日
ディスコは、2014年3月卒業予定の大学生の就職活動モニター(現大学4年生、理系は修士2年生を含む)を対象に2013年6月1日~5日の期間、インターネットで調査を行いました。(回答数1,287人)

1.6月1日現在の内定状況
6月1日現在の学生モニターの内定率は67.1%。先月調査(5月1日現在)よりも14.1ポイント伸び、前年同時期より4.8ポイント高い水準でした。内定取得学生のうち就職先を決めて就職活動を終了したのは74.2%。モニター全体を分母にしてみると、49.8%となります。また一方で、「内定を得たが就職活動を継続」と「内定なし」を足し合わせた「就活継続者」は、46.5%となり、この6月でちょうど折り返し地点を迎えたと言えます。

2.就職決定企業を決めた背景
就職先を決めた背景を見てみると、「早い時期の内定で、自分を高く評価してくれたと感じた」に「あてはまる」と回答した人が半数近く、46.6%にのぼりました。早く内定を出すことが、企業にとって優位に働いている、とも言えそうです。また、「その企業以上に入りたい企業の選考が残っていないため」も、「あてはまる」が4割を超え、妥協的な学生も多い結果となりました。

3.就職活動継続者の今後の見通し
内定者も含め、就職活動を継続している学生(モニター全体の46.5%)に、選考中およびこれから受験する予定の企業(持ち駒)の数を聞いたところ、平均して3.2社と先月調査(5.0社)より1.8社減っており、また前年同期(3.4社)と比べても0.2社少ない結果でした。「持ち駒を増やす必要性」については、「強く感じる」28.4%、「やや感じる」26.8%で、両者をあわせて過半数(55.2%)が持ち駒を増やす必要性を感じていると回答しました。

4.理系学生の推薦申し込み状況
理系学生に、学校推薦への申し込み状況を尋ねたところ、「申し込んだ」との回答は全体の23.1%でした。修士学生に限っても34.0%と3人に1人の割合に過ぎず、学部生では10.8%と1割程度にとどまっています。学生モニターは就職活動に積極的であることを差し引いても、推薦制度の利用度合は決して高くはなく、自由応募が主流と言えそうです。


《調査概要》
調査対象:2014年3月卒業予定の全国の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)
回答数:1,287人(文系男子435人、文系女子356人、理系男子351人、理系女子145人)
調査方法:インターネット調査法
調査期間:2013年6月1日~5日
サンプリング:日経就職ナビ2014 就職活動モニター

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[ディスコ]
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