食中毒に関する意識調査 

2013年06月17日
レキットベンキーザー・ジャパンが展開する薬用せっけんの「ミューズ」は、2013年5月に25~49歳の主婦200人及び、飲食店・集団弁当加工工場等の厨房に勤務するプロの料理人200人を対象に行った食中毒に関する意識調査結果を発表。

大切な人を守るために重要になる食中毒対策について、家庭内や飲食店などの現状を明らかにするため、調査を行いました。

■家庭内より飲食店のほうが食中毒は危険?!
ミューズが行った意識調査によると、“食中毒は「飲食店や施設」と「家庭内」、どちらが起こりやすいと思うか?“という質問に対して、「飲食店や施設」と答えた人と「どちらかといえば飲食店や施設」と答えた人が、プロの料理人では56.3%、主婦では61.7%と、いずれも過半数を超え、家庭内より外出先での発生に不安を感じている人が多いことが判明しました。

■家庭での食中毒死亡率は、飲食店の4倍以上!
しかし過去10年間のデータを見ると、発生数や患者数は飲食店で発生したケースの方が圧倒的に多いものの、死亡に至った人数は飲食店が6名なのに対し、家庭内は28名と、4倍以上も多いことが判明しました。(厚生労働省「食中毒発生状況」平成15年~24年)

飲食店での食中毒はニュースで大きく報じられますし、実際件数も多いこともあり、危険なイメージを持つ人が多くいることが前出の調査結果で分かりますが、実は家庭内で発生した食中毒の方が、死亡に至るほど重篤化する確率が高いことが明らかになりました。

これはプロの料理人に比べて家庭では食中毒に関しての知識や危機管理が不足していることも多く、衛生管理が不十分であることが原因だと考えられます。安心してしまいがちな家庭内でも、しっかりと食中毒対策を行う必要があると言えます。

■プロの料理人の96.6%は、調理前にハンドソープなどを使用した手洗いを徹底!
では、食中毒対策とは具体的にどのような点に注意する必要があるのでしょうか。今回の調査で、プロの料理人に、食中毒対策で特に気をつけることを聞いたところ、80%以上が回答した項目は、「調理場(作業台、包丁・まな板などの調理用具)の衛生管理(86.9%)」、「食材の鮮度管理(85%)」といった基本的な注意点に並び、「調理者の手の衛生管理(81.1%)」が挙げられました。

また、特に手洗いについて詳しく調査すると、プロの料理人のうち96.6%が、調理前に洗剤(ハンドソープ、食器洗い洗剤、消毒液)を使用した手洗いを徹底していることも明らかになりました。いかに「調理者の手の衛生管理」を重要視しているかが分かります。
 
■主婦の約半数が、ハンドソープを付けた正しい手洗いをしていないことが判明!
一方、主婦に調理前の手洗いについて伺うと、「ハンドソープをつけて手を洗う」と答えたのはわずか53.9%にとどまり、殺菌に効果的な正しい手洗いに対する意識の差が、顕著に表れる結果となりました。

「ハンドソープや洗剤はつけずに、さっと水で手を洗い流す程度」は33.5%、「特に手洗いを意識せずに調理を始める」が6.8%を占めるという恐ろしい事実が判明しました。また、プロの料理人は、家庭のキッチンや調理場にハンドソープや石けんを常備している割合も71.4%と、主婦の64.1%よりも高いこと分かっています。


「主婦200人及び、飲食のプロ200人の食中毒と衛生意識に関する調査」 概要
○調査対象 :25~49歳の既婚女性及び、飲食店・集団弁当加工工場等の調理担当者
○回収サンプル数 :上記既婚女性 200サンプル、上記調理担当者 200サンプル
○調査地域 :全国
○調査方法 :インターネット調査(ネット調査会社の登録モニター活用)
○調査期間 :2013年5月31日(金)~6月3日(月)
○調査実施 :レキットベンキーザー・ジャパン株式会社ミューズブランド

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[PRTIMES]
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