2013年 SNS利用動向に関する調査 

2013年05月31日
ICT総研は、SNS利用動向に関する調査結果をまとめた。この調査は、SNS関連企業への取材結果に加え、インターネットユーザー12,000人へのwebアンケート調査、各種公開資料などをまとめて分析したもの。

【リサーチトピックス】
・ 日本のSNS利用者は4,965万人(普及率52%)、2015年末に6,321万人へ
・ スマホユーザーのLINE利用率は54%、フェイスブック47%、ツイッター35%
・ 利用者満足度1位はスカイプで75.9ポイント、2位はLINEで74.6ポイント
・ LINE利用者の54%がほぼ毎日利用、フェイスブックとツイッターも高い利用頻度
・ SNSの価値はコミュニケーションの利便性だが、様々な弊害も目立つ


■ 日本のSNS利用者は4,965万人(普及率52%)、2015年末に6,321万人へ
 2012年12月末時点の国内ネットユーザーは9,556万人だが、SNS利用者はそのうちの52%にあたる4,965万人となった。2012年の年間純増者数は676万人で、1ヶ月平均56万人の利用者が増加した。
 
 複数のSNSに登録を行う利用者も多く、国内における登録総数は重複登録分も含めると2012年末で2億2,000万件を超える。したがってSNS利用者1人あたり平均で4.5件のSNSに登録していることになる。今後はSNS利用者の年齢層が拡大していくため、登録者数・利用者数ともに増加することが見込まれ、3年後の2015年末には利用者数が6,321万人、ネットユーザー全体に占める利用率は65.3%に達する見通しである。

■ スマホユーザーのLINE利用率は54%、フェイスブックは47%、ツイッター 35%
 ICT総研が2013年5月に実施したアンケート調査では、12,000人のアンケート対象者のうち約55%が何らかのSNSや通話・メールアプリを利用していると回答した。全回答者の中で最も利用率が高かったのはフェイスブックで34%、次いでLINEが27%、ツイッターが26%、mixiが22%、スカイプ16%となっている。

 ただし、これをスマートフォンのユーザーに限ると、LINEの利用率が54%でトップ、フェイスブック 47%、ツイッター 35%、mixi 29%、スカイプ 22%となる。また、LINEと同様のサービスを展開するカカオトークやDeNAのcommも今のところ利用率が低いものの、スマホユーザーに特化したサービス展開を行うことで徐々に利用者を増やしている。

■ LINE利用者の54%がほぼ毎日利用、フェイスブックとツイッターも高い利用頻度
 SNSの利用頻度についての回答では、比較的利用頻度の高いサービスはLINE、フェイスブック、ツイッターである。LINE利用者の54%が「ほぼ毎日」利用すると回答している。
「ほぼ毎日」と「1週間に数回」を合わせた比率で見ると、LINE利用者のうちの81%がこれに該当し、フェイスブック利用者では74%、ツイッター利用者で62%となる。
 逆に利用頻度の低いものは、スカイプ、Google+、mixiである。SNSの場合、知人や友人などの利用者が多くなるにつれて自分も利用する頻度が増えるため、利用者数の多いLINEやフェイスブックなどの利用頻度が高くなっていると思われる。

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[ICT総研]
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