通勤・通学者の移動中の買い物に関する調査 

2012年11月10日
ジャストシステムは、全国の15歳から59歳の男女を対象に、「通勤・通学者の移動中の買い物に関する調査」を実施しました。

【調査結果サマリー】
■乗換駅などの施設で「週に5日以上買い物している」人が、22.6%
鉄道を利用した通勤や通学などにおいて、目的地への移動中や帰宅途中に、乗降駅や乗換駅などの施設における買い物の経験を聞いたところ、「週に5日以上買い物している」と答えた人が22.6%いることがわかりました。また、「週に3日以上」まで含めると合計で40.0%いることがわかり、通勤・通学ルート上で消費活動が頻繁に行われていることが明らかになりました。

■駅売店よりも駅ビルや駅ナカで消費。「1回あたり2,000円以上使う」人が、36.7%
乗降駅や乗換駅などの施設でよく買い物をするのはどの施設かを聞いたところ、最もよく利用する施設は「駅ビル(改札外)にある店舗」(61.8%)、続いて「駅ナカ(改札内)にある店舗」(22.6%)、「駅売店(改札外)」(7.3%)、「駅売店(改札内)」(5.5%)、「駅売店(ホーム)」(2.8%)という順になりました。また、1回あたりの平均的な買い物金額を聞いたところ、「2,000円以上」と回答した人が36.7%もいることがわかりました(「2,000円以上」(25.5%)、「5,000円以上」(9.3%)、「10,000以上」(1.9%)の合計)。

■移動中に予定外の行動を決断。「移動中に立ち寄りを決める」人が、46.0%
乗降駅や乗換駅などにある商業施設に「立ち寄ろう」という意志決定するタイミングについて聞いたところ、移動する前に決める人が53.0%いる一方、移動中に「立ち寄ろう」と決める人が46.0%もいることがわかりました(「鉄道車中で決める」(18.8%)、「乗降駅や乗換駅を移動中に決める」(27.2%))。

■スマートフォン所有者の48.1%が、スマートフォンで得た情報を元に予定を変更
目的地への移動中や帰宅途中に、スマートフォンより得た情報により、予定を変えて商業施設へ立ち寄った経験があるか聞いたところ、48.1%の人が「ある」と回答しました。スマートフォンを使い、ニュースやSNSなどから得られる大量の情報が、予定外の行動を促していると言えそうです。

■電子マネーを利用するようになって、「購買頻度が増加した」人が63.7%
乗降駅や乗換駅などの施設で買い物をする際、最もよく利用する決済手段について聞いたところ、「現金(54.1%)」「クレジットカード(24.3%)」「Suicaなどの電子マネー(17.6%)」「モバイルSuicaなどのおサイフケータイ型電子マネー(3.6%)」となりました。そのうち「電子マネー」を選択した人に、電子マネーを利用するようになって乗降駅などでの購買頻度について聞いたところ、63.7%の人が増えたと回答しました(「増えた」(26.4%)、「やや増えた」(37.3%))。

【調査概要】
・実施期間:2012年10月31日(火)~11月2日(金)
・調査対象:Fastaskのモニタのうち、事前調査において、東京都内へ鉄道(JR、私鉄、地下鉄など)で週5日以上通勤・通学している15~49歳まで男女1,000名
・有効回答数:1,000
・調査方法:Fastaskでのアンケート調査

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[Fastask]
 マイページ TOP