就活解禁繰り下げに関するアンケート調査 

2013年05月25日
トモノカイは就活解禁繰り下げに関するアンケートを実施。
※アンケート調査当時は、「大学4年4月から解禁(4か月繰り下げ)(日本経済新聞)」という公表であったため、それに準じたアンケートとなっております。現在は「大学3年3月から解禁(3か月繰り下げ)」に修正されています。

<反対が43%、賛成が36%、中立が21%>
就活解禁3か月繰り下げのニュースに対し、アンケートに回答した学生343名の中で、政府・経団連の方針に賛成の学生は36%、反対の学生は43%となり、反対派が賛成派を、やや上回る結果となりました。まず、賛成の理由としては、「4年生は比較的時間に余裕があるので、現在のシステムよりも就職活動により時間を費やすことが出来ると思う(東京大学4年生/男性)」「自身のキャリアの方向性を改めて見定めるには現在の12月解禁では早く、就活解禁が後ろ倒しされて丁度いい(慶應義塾大学3年生/女性)」などの意見が届きました。一方、反対の理由としては、「3年生のうちに内定をとり、4年生の丸1年間を研究に集中して充てたほうが、効率がいいから(早稲田大学2年生/男性)」「インターンなどは3年生の夏から始めるかもしれない、外資は後ろ倒ししないかもしれないなど、不確定要素が多すぎる(一橋大学3年生/女性)」などの声が寄せられました。賛成派、反対派ともに、学業その他の活動との兼ね合いを意識した意見が目立ちます。また、中立の立場からは「新卒一括採用をやめることがグローバル化等に対応していく一番の手だてだと考える(東京大学4年生/男性)」「企業が具体的にどう動きを合わせてくるのかわからない(東京大学1年生/男性)」などの理由があげられており、冷静に観察している学生も多いようです。

≪あなたは、就職活動の解禁が大学4年の4月になることに対し、どう思いますか?≫
・賛成 36%
・反対 43%
・中立 21%

≪賛成と答えた方、その理由をお聞かせください。(複数選択可)≫
・就職活動の開始時期が遅い方が、学生は学業に専念できると思うから。99名
・就職活動までに、もっと時間をかけて自身のキャリアの方向性を考えた方が良いと思うから。 61名
・資格試験・大学院進学・留学などとの兼ね合いから、都合が良いから。 40名
・内定後、勤務開始までに時間が空くのが嫌だから。 12名
・その他 7名

≪反対と答えた方、その理由をお聞かせください。(複数選択可)≫
・就職活動の開始時期が早い方が、学生が卒論制作等、学業に専念できると思うから。 100名
・就職活動が長引いた場合に、卒業までの時間的余裕がなくなるから。 70名
・ゆっくりと時間をかけて就職活動を行いたいから。 65名
・就職活動終了後、勤務開始までに時間的猶予が欲しいから。 43名
・一部の企業(外資系やベンチャー)が従来通りの選考日程をとった場合、就活が長期化するだけだから。 39名
・資格試験・大学院進学・留学などとの兼ね合いから、都合が悪いから。 35名
・その他 20名
・現在実際に就職活動が想定外に長引いており、卒業までの時間的余裕が必要だと感じるため。 13名


【調査概要】
調査会社:株式会社 トモノカイ
調査方法:WEBアンケ―ト
調査対象:t-newsに登録する現役大学生・院生
有効回答数:343人
調査日時:2013/05/11~2013/05/19

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