国内健康食品市場の調査 

2013年03月17日
矢野経済研究所は、国内健康食品市場の調査を実施。調査期間:2012年11月~2013年2月。調査対象:健康食品メーカーを中心に、一般食品メーカー、製薬メーカー、関連団体、管轄官庁等。調査方法:専門研究員による直接面談、電話・FAXによるヒアリング、消費者アンケート調査、文献調査併用。

2012年度の健康食品市場規模(メーカー出荷金額ベース)は前年度比100.5%の7,085億5,000万円を予測。今後も高齢化社会の進展に伴い、中高年齢層を中心とした健康維持・増進、美容・アンチエイジング、エイジングケアへの高い意識を背景に、健康食品の需要は高まるものと考えるが、主力チャネルである通信販売が競争激化の影響により成長率が鈍化するものと予測されるため、それに連動して市場全体の成長率も影響を受けるものと考える。

主力チャネルである通信販売の2011年度の市場規模は前年度比104.8%の2,756億円と堅調に推移したが、相次ぐメーカーの参入により競争が激化している。一方、主にドラッグストアで構成される薬系チャネルは前年度比103.4%の910億円と好調に推移した。消費者の利便性を考慮した売場づくりである「ワンストップショッピング」が奏効し、来店客の需要喚起につながっている。

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[矢野経済研究所]
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