ファッション・インテリア・雑貨EC市場に関する調査結果 

2013年02月14日
矢野経済研究所は、国内のファッション・インテリア・雑貨EC市場の調査を実施。調査期間:2012年10月~12月、調査対象:ブランドホルダー企業、ファッションモール運営企業等、調査方法:専門研究員による直接面談、電話・e-mailによるヒアリング、ならびに文献調査併用。

<本調査におけるEC市場とは>
本調査におけるEC市場とはインターネットを介して行われる消費者向け電子商取引(E-Commerce)であり、モバイル端末(携帯電話、スマートフォン、タブレット端末)を使用するものを含む。対象分野は①衣類、服飾雑貨、②靴、③鞄・袋物・革小物、④宝飾・時計・アクセサリー、⑤インテリア・生活雑貨・家具、⑥陶磁器・ガラス器の主要6分野。

2011年度のファッション・インテリア・雑貨のEC市場規模(主要6分野の合計)は、小売金額ベースで前年度比121.5%の6,366億円と大幅に拡大した。

各企業やブランドは総合モール型ECが好調であることから、今後は自社で獲得しきれていない年齢層や男性といった幅広い顧客層に対して訴求のできるチャネルとして活用が見込まれる。またO2O(Online to Offline)が注目されるなか、自社ECサイトの重要性は増していくと考えられることから、今後は自社ECサイトを開設・運営する企業やブランドが増加するものと考える。
 
ファッション・インテリア・雑貨市場自体の今後の成長はそれほど見込めないなかで、販売チャネルの一つとしてEC市場の堅調な拡大が見込まれる。2012年度の同市場規模は前年度比110.3%で7,020億円、2013年度は同107.3%の7,535億円を予測。

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[矢野経済研究所]
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