職務環境調査 2012年 

2012年09月29日
ロバート・ウォルターズは、2012年における職務環境を調査。その結果、回答者のほぼ全員が、日系企業では外資系企業より職場環境における性差を感じていることが明らかになった。女性は、同等のキャリアを持つ男性と比較して、昇進の機会や給与において不利と感じている回答が得られた。

女性がどの役職レベルまで就くことができると感じているかという質問に対して、外資系企業ではおよそ半数の48%が上限はないと回答し、28%が経営幹部までと回答。しかしながら、日系企業では回答者のわずか18%が上限はないとし、32%が女性が就ける最高の役職を課長としている。

性別による給与差も見受けられ、外資系企業に勤務する女性は60%が男女とも同等、18%が同じ役職レベルでも女性の方が給与が低いと感じているのに対し、日系企業ではわずか9%が男女とも同等、68%が女性の方が給与が低いと感じていると回答した。また、男性回答者は女性回答者よりも職場での性差が少ないと感じている事が明らかになった。
[ロバート・ウォルターズ・ジャパン]
 マイページ TOP