タブレットユーザーのPC向けサイト閲覧に関する調査 

2012年09月14日
アイ・エム・ジェイは、タブレットユーザーがPC向けのWebサイトを閲覧する上で、どのように感じ行動するかを調査した「タブレットユーザーのPC向けサイト閲覧に関する調査」を実施。調査期間は2012年7月9日~7月10日、有効回答数は419名。

調査の結果、多くのユーザーのストレスとしては「タブレット端末での入力」や「キーボード操作」が高いスコアとなったものの、現状を仕方なく受け入れている一方で「画像表示が遅い」といったストレスに対しては40%以上のユーザーが「サイトの閲覧を中断した、諦めた」という行動を選択することも分かった。他にも、指定した特定のサイトにアクセスし評価してもらった結果、適度な余白、充分なクリックエリアのサイズがあるリンクが好まれ、テキストリンクが密集しているサイトは評価が低くなる結果が出た。また、AndroidタブレットとiPadで比較したところ、「拡大しなくても本文が読めた」「本文の読みやすさ」「ピンチイン・ピンチアウトをしたくなった」などの印象を持つユーザーは、iPadがAndroidを上回る場合が多く、同じPCサイトでもデバイスやOSが変わることで、受け取る印象が変わることが分かった。

調査のトピック
・70%以上のユーザーが端末の向きを変えながらwebサイトを閲覧している
・横向きより縦向きのほうが文字や画像が見にくくなる。
・「横向き利用」、「主に横向き利用」のユーザーを足すと50%以上になる
・60%のユーザーが文字入力の際の英字・数字の切り替えがわずらわしいと感じる
・画像表示の遅さにストレスを感じると、40%強のユーザーがサイトの閲覧を中断する
・適度に大きい画像リンクが好まれ、テキストリンク群はタップしにくいと感じる
・AndroidタブレットではiPadに比べWebサイトをやや使いにくいと感じる
[IMJ]
 マイページ TOP