「転職して良かったこと」と「転職して後悔したこと」についてアンケート調査 

2012年09月24日
インテリジェンスが運営する転職サービス「DODA(デューダ)」は、直近1年以内に転職した25歳~39歳のビジネスパーソン1,000人を対象に、転職後に感じている「転職して良かったこと」と「転職して後悔したこと」についてアンケート調査を実施。【良かったこと】「給料アップ」が1位。「社風が合う」「人に恵まれている」が2、3位にランクイン。【後悔したこと】「給料が希望と異なる」が1位。続く2、3位は「社員と合わない」「社風が合わない」。

【 調査結果 】
■【良かったこと】
「転職して良かったこと」の1位は「給料がアップした」、次いで2位が「社風が合う」、3位が「周囲の人に恵まれている」となりました。
1位の「給料がアップした」では、転職者のコメントを見ると「給料が前職より30%アップした」と転職後すぐに給料がアップした人もいれば、「入社1年目は前職とほとんど変わらない給料だったが、2年目から右肩上がりに増えた」という人もいるようです。転職する際には提示された給料だけでなく、昇給制度や勤続年数ごとの平均年収を知っておくことで将来的な自身の年収を予測することができ、ライフプランも立てやすくなります。
2、3位からは、「社風は自分の努力では変えられないものなので、社風の合う会社を選ぶことが何より大切だと感じた」や、「前職で感じていた人間関係に対するストレスが全くなく、やはり“一緒に働く人”が一番重要だと感じた」といったコメントが見られ、給与などの条件面だけでなく社風や人が重要だと感じている人も多くいることが分かります。   

■【後悔したこと】
「転職して後悔したこと」は、1位が「給料が希望と異なる」、2位「経営者や社員と合わない」、3位「社風が合わない」と、「転職して良かったこと」の裏返しとなる回答が上位を占める結果になりました。
1位のコメントを見ると「基本給の昇給が思ったほど良くない」や、「提示された給料と手取りの給料を勘違いしてしまい、入社後に前職より給料が下がることに気付いた」など、入社前に給料の詳細や昇給制度などをきちんと確認することで回避できることも少なくありません。
また、2、3位を見ると、「社員のタイプが前職と全く異なり、会社に馴染むまでに1年かかった」や、「給料の高さで選んだ会社だったが、社風が合わず半年で辞めてしまった」など、社風や社員と合わないことで苦労している人が多いようです。転職者の中には、入社時に給料や仕事内容を重視する反面、社風や社員の雰囲気をあまり確認せずに入社を決める人も少なくありません。入社後のミスマッチを避けるためには、上司になる人と面談を行ったり、社内見学をさせてもらうなど、事前に職場の雰囲気を知る機会を設けてもらうことが重要でしょう。
[インテリジェンス]
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