電子書籍の利用動向に関する調査 

2012年09月07日
エムティーアイは、20-60歳代の男女960名を対象に、「電子書籍の利用動向に関する調査」を実施。今回の調査は、世の中の電子書籍の利用状況を把握し、利用経験者や利用希望者の要望などを聴取することを通して、電子書籍を取り巻く状況・課題を明らかにすることを目的としている。

【調査結果サマリー】
◇20-24歳の女性が、今後の電子書籍普及のカギ!
男女・世代別で見ると、20-24歳の女性は、男性および女性のその他の年齢層に比べて電子書籍の利用意向が高く、今後、電子書籍が普及する上で、カギとなる層であることがわかった。スマートフォンの利用者も他の年齢層に比べて多いのが特徴。

◇60歳代でも約4割が、電子書籍の使用経験あり!
60歳代でも約4割(38.8%)が電子書籍の利用経験があると回答。この年齢層のスマートフォン利用者は多くないため、大半はパソコンを通して電子書籍を利用しているよう。

◇電子書籍で読んでいるジャンルは、男女共に小説・コミックが2強!
次いで男性はビジネス書・参考書、女性はレシピ本が人気。
電子書籍で読んでいるジャンルの問いに対しては、男女共に小説・コミックが最も多く、次いで男性はビジネス書、参考書を利用していると回答。一方、女性は小説・コミックがほとんどだが、その次にはレシピ本と、男女の違いが表れている。

◇電子書籍では、“手頃な価格” “簡単な操作” を重視!
電子書籍を利用する際に重視する項目は、“手頃な価格” “簡単な操作”が幅広い年代で上位。年代が上がるほど“簡単な操作”への要望は高い。

◇紙の本の良さはそのままに、電子書籍ならではの便利な機能もほしい!その可能性は無限に・・・
便利で新しい機能を持つ電子書籍に魅力を感じてはいるが、紙の本独特の良さも捨てがたい・・・
[エムティーアイ]
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