若年男性(15-34 歳)対象、「ファッション・美容意識実態調査」 

2012年07月24日
電通総研「若者問題研究所」は、若年男性(15-34 歳)を対象に「ファッション・美容意識実態調査」を実施。「草食系男子」「嫌消費」「巣ごもり消費」など、消費意欲や行動力が低下していると叫ばれて久しい若年男性だが、「ファッション」、「美容」分野における消費は伸長傾向に。ファッション・美容に対する若年男性の意識を調査したところ、特に関心の高い 20代男性の中から新たな男性消費のけん引役と成り得る新しい男子像、“カフェオレ様”層の存在が浮かび上がった。調査実施期間:2012年3月3日(土)~4日(日)。(リンク先PDF)

“カフェオレ様”とは、女性的な趣味や外見へのこだわりを持つ半面、女性への接し方や自己向上意欲において「オレ様」的な男らしさを持つという、“女性的な行動”と“男性的な性格”がカフェオレのようにブレンドされた新しい男性像を指す。「ファッションに関心が高い」「美容に関心が高い」の設問に対して、ともに「当てはまる」と回答した男性を“カフェオレ様”、どちらかに「まあ当てはまる」と回答した男性を“カフェオレ様予備軍”、どちらにも「当てはまる」と回答しなかった男性を“一般層”としたところ、それぞれ、9.3%、31.2%、59.5%の割合で出現し、ファッション・美容に関心がある“カフェオレ様マインドを持った層”は 40.5%に。

カフェオレ様の7大特徴
1.同性に対して「女性的」な接し方。2人に1人は「男同士で恋愛トークをする」。
2.美容アイテムも日常的に利用。「ヘアワックス」「化粧水」の利用率は7割。
3.特定の「お気に入りブランドあり」は7割。10人に4人が「下着」にもこだわる。
4.女性に対しては“オレ様”キャラで接する傾向。「積極的にアプローチする」は6割。
5.高い向上心とサバイバル意識。10人に7人が「忙しくても出世したい」。
6.同性異性に関わらず、影響力が強い。7割が「薦めた商品を友人が使った」経験がある。
7.消費にも意欲的。1カ月で自由に使える金額は 平均50,938円。
[電通]
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